自由帳(じゆうちょう)

桑井鳴の自由帳

個人的ファン論

私はJリーグセレッソ大阪NBAサンアントニオスパーズのファンだ。前者はサポーターなんて呼び方もあるのけれど。それで、NBA用のツイッターアカウントもあって結構楽しいんだけど、最近妙な人がいる。現在のNBA勢力図はトップにGSWとCLEがいる感じだけど、最近そのチームを好きになった人たちが一部先鋭化してきている。ざっくり言うとレブロンファンとステフファンの喧嘩がちょこちょこある。

だいたいの場合、レブロンとステフのどっちが世界一のプレイヤーか、で言い合いしてるんだけどそれって好きじゃない。と言うか嫌い。

まずレブロンとステフのざっくりとした比較をしておく。
レブロンは高卒ルーキーでNBA入りして、CLEからMIAに移籍してウェイド、ボッシュとのビッグ3で2連覇。3連覇はSASに阻まれてCLEに帰還。そこからGSWとファイナルで戦う。レギュラーシーズンは多分しっかりと手を抜いている。私なりの評価で言うとある程度のベテランになって来たけど未だにゲームへの影響力はトップだと思う。ガタイはゴリラなんて言われるぐらい良いオールラウンダー。
ステフは父親が元NBAプレイヤーの2世選手でGSW一筋のフランチャイズプレーヤー。スリーポイントが特長で今でさえ凄いのに多分キャリアの終わりにはすごいことになってる。正直入り出したら細かい技術とかも非常にあってアンストッパブル。比較的細く見えるPG。優勝経験あり。

まずこの雑な紹介でも見て取れるように、この2人を比較する理由は全くない。プレースタイルもキャリアも体格も全く異なる。ファイナル成績だけで見ると過去2年でGSW-CLEは1勝1敗で比較すべきなんて思う人もいるかもしれないが、また別の話だ。


そもそも何のためにファンになったのか。それを思い出してほしい。そのチームの、その選手のプレーを見て、それがかっこいいなと思ったからのはずである。何故それが他の選手の否定に繋がるのか。自分にとってある選手は最高だ。これで十分ではないか。何故わざわざ他の選手を貶す必要があるのか。


全くそのようなことはありえない。好きなものは本来、絶対性を持つものであるはずだ。何故相対化する必要があるのか。


そしてスポーツチームが好きな人の話をすると、初めは強豪チームを好きになるだろう。しかしだいたいのチームはいつか弱くなるものだ。その時こそファンの真価が問われると思っている。
弱い時期も応援することで、ファンもまた、強くなるのだ。